フリーランスのネットワークエンジニアとは?活用のメリットを紹介

フリーランスのネットワークエンジニアとは?活用のメリットを紹介

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社内のネットワークエンジニアが不足しており、人材確保に悩んでいる企業が増えています。外部の開発会社にネットワーク管理を委託している企業も多いですが、外注コストが経営を圧迫しているケースは珍しくありません。正社員として雇用するにしても人件費が重く、コスト削減と人材確保の両立がうまくいかない企業も多いです。

そこで、おすすめなのがフリーランスのネットワークエンジニアの活用です。開発会社より低予算で即戦力を確保できることから、資金繰りが厳しい中小企業の間で重宝されています。

本記事では、ネットワークエンジニアの業務内容と年収相場、フリーランスを活用するメリット、採用の流れを解説します。

フリーランスのネットワークエンジニアとは?

フリーランスのネットワークエンジニアとは、ITインフラを構成するネットワーク環境を設計・構築・運用するエンジニアのうち、特定の企業に所属しない人材のことです。企業のシステムが24時間365日安定稼働できるよう、ネットワークの設計から保守まで一貫して担当します。

近年はクラウド技術の浸透により、オンプレミスとクラウド双方の技術に精通したエンジニアが求められています。それに伴い、ネットワーク経由の不正アクセスやシステムの脆弱性を狙った攻撃のリスクも高まっているため、セキュリティの知識も不可欠です。

正社員とフリーランスの違い

正社員もよくある雇用形態ですが、フリーランスとはどのように違うのでしょうか。両者の特徴を比較してみました。

正社員とフリーランスの比較表

  

項目

フリーランス

正社員

契約形態

業務委託契約

雇用契約

人件費構造

変動費

月給制・固定費(社会保険・福利厚生含む)

責任範囲

契約で定めた特定のプロジェクトや業務

組織全体の運営に関わる幅広い業務

スキル特性

特定分野のスペシャリスト

ゼネラリスト


両者のおおきな違いは、契約形態と責任範囲が異なることです。フリーランスは、業務委託契約により必要な期間だけ企業と契約を結ぶため、コストを最適化しやすいのが特徴です。

一方、正社員は雇用契約により、固定給の他、社会保険や福利厚生費などのコストがかかります。業務範囲においても組織全体の運営に関わる幅広い業務を担当するため、長期的な視点での人材育成が求められます。

関連記事:インフラエンジニアは正社員採用するべき?メリットと採用のポイントなどを解説

ネットワークエンジニアの仕事内容

ここではネットワークエンジニアの仕事内容を紹介します。

  • ネットワーク設計

  • ネットワーク構築

  • ネットワーク運用・保守

ネットワーク設計

 ネットワーク設計は、企業のITインフラの基盤を作る重要な工程です。システム要件に基づいてネットワークの構成を決定し、必要な機器を選定してコストの最適化を図ります。

具体的には、業務要件をヒアリングし、必要な通信速度や接続拠点数、セキュリティレベルを考慮します。ルーターやスイッチなどの機器選定では、初期投資と運用コストのバランスを考慮し、将来の拡張性も視野に入れて設計しなければいけません。

ネットワーク構築

ネットワーク構築は、設計したネットワーク環境を実際に構築する作業で、技術力と経験値が問われる工程と言えるでしょう。

具体的には、設計書に基づいてルーターやスイッチ、ファイアウォールなどの各種機器に適切な設定を行います。物理的な配線作業の管理から、機器の設定、動作確認まで、幅広い作業が含まれます。

構築作業では、単に動作させるだけでなく、冗長性の確保や障害時の切り替え設定など、実運用を想定した細かな調整が必要です。構築完了後は必ず動作テストを実施し、設計通りの性能が出ているか、セキュリティホールがないかを入念に確認することが求められます。

ネットワーク運用・保守

ネットワークは構築したらそれで終わりではなく、むしろリリースしてからが本番と言えます。運用・保守とはネットワークを安定して利用するために、稼働状況を常に把握し、必要に応じて設定変更やリソースの調整を行うことです。

具体的には、24時間365日のシステム監視体制を構築し、トラフィック量やエラー率などをリアルタイムで確認します。また、障害が発生した場合は、原因を迅速に特定し、影響範囲を最小限に抑えながら復旧作業を進める高度なトラブルシューティング能力が求められます。

関連記事:ネットワークエンジニアの運用保守とはどんな業務?仕事内容と年収・必要なスキルなどを解説

※ファームウェア:ハードウェアを制御・動作させるソフトウェア

フリーランスネットワークエンジニアの相場と単価

フリーランスのネットワークエンジニアを起用するなら、適正な報酬設定は経営の重要なポイントです。とくに予算計画を立てる段階では、業界の相場観を把握しておくことが不可欠です。

単価相場は月額60万円〜80万円

フリーランスネットワークエンジニアの標準的な月額単価は60万円~80万円が相場と言われています。

ただし、案件の難易度によって単価が変動することに注意が必要です。たとえば、基幹システムのネットワーク構築や大規模なクラウド移行プロジェクトでは、通常単価の1.5倍~2倍になることは珍しくありません。

また、障害復旧のように緊急対応が必要な案件では、通常単価に20%~50%のプレミアムが上乗せされたり、24時間対応が求められる場合はさらに高額になったりします。

関連記事:ネットワークエンジニアの単価相場とは?単価を抑える方法や単価交渉の進め方など解説

スキルレベル別・経験年数別の単価設定の目安

フリーランスエンジニアの単価体系を理解することで、自社に最適な人材を適正価格で確保できるようになります。具体的なスキルレベル・経験年数と単価の関係を以下にまとめました。

スキルレベル別・経験年数別の単価設定の目安表

   

スキルレベル

経験年数

月額単価

主な業務範囲

初級

1~3年

40~60万円

  • ネットワーク監視

  • 基本的な設定変更

  • トラブルシューティング
    一次対応

中級

3~5年

60~80万円

  • ネットワーク設計補助

  • 構築作業主担当

  • セキュリティ対策実装

上級

5年以上

80万円以上

  • 大規模ネットワーク
    設計・構築

  • クラウド統合

  • セキュリティアーキテク
    チャ策定

上記に加えて、専門資格の保有も単価に反映される重要な要素です。とくにCCNAとCCNP保有者にプレミアムを付ける企業が増えています。

このように経験年数とスキルレベル、保有資格を総合的に評価することで、適正な単価設定が可能となります。

フリーランスのネットワークエンジニアを活用するメリット

フリーランスのネットワークエンジニアを活用するメリットは、主に以下の3つです。

  • コストを適正化しやすい

  • 即戦力を確保できる

  • 社外の知見を得られる

コストを適正化しやすい

正社員と比べて年間数百万円規模のコスト削減効果を期待できるのがフリーランスのメリットです。

具体例を挙げると、年収600万円の正社員エンジニアを雇用した場合、社会保険料や福利厚生費を含めた企業負担は年間約900万円に達します。一方、同等スキルのフリーランスを月額70万円で1年間契約した場合、総費用は840万円で済むため実質的に60万円のコスト削減を実現できます。

またプロジェクトベースでの契約になるため、繁忙期のみの活用や特定の技術課題解決時のみの起用が可能です。これにより固定費から変動費への転換が実現し、財務的な柔軟性が大幅に向上するでしょう。

即戦力を確保できる

フリーランスのネットワークエンジニアは、複数社でファイアウォールの構築やVPN環境の整備などの実務経験を積んでいます。通常数か月~数年かかるCCNAやCCNP資格取得レベルまでの育成期間を省くことで、即戦力として活躍してくれるはずです。

また、急なネットワークトラブルが発生したときでも、過去に経験したルーティングループ(※1)、ブロードキャストストーム(※2)、DDoS攻撃(※3)などの事例を踏まえて最適な解決策を即座に提案できます。これによりネットワークのダウンタイムを最小限に抑え、事業への影響を軽減できるでしょう。

(※1)ルーティングループ:IPネットワークなどの経路上でパケットが循環し、宛先に到達できない現象
(※2)ブロードキャストストーム:ネットワーク上で全機器宛て用のフレームやデータが際限なく転送される現象
(※3)DDoS攻撃:複数の端末から大量のデータを送りつけてサービスの停止・機能不全を起こす攻撃

社外の知見を得られる

フリーランスのネットワークエンジニアが提供する外部の知見は、社内だけでは得られない新しいネットワーク設計手法やセキュリティ対策を提供します。これが技術革新と競争力向上の源泉となるのです。

たとえば、他社でのSD-WAN導入やゼロトラストネットワークの構築事例、大規模なクラウド移行プロジェクトでの成功・失敗事例を直接聞くことができます。これらの知見が、自社のネットワーク課題解決に生かせる実践的なノウハウとして活用できるはずです。

最新のネットワーク技術についても、フリーランスは常に市場価値を維持するため積極的に情報収集しています。SDN、NFV(※1)、5Gネットワークスライシング(※2)などの新技術の実装方法や活用事例を具体的に提案してもらえるでしょう。

(※1)NFV(Network Function Virtualization):専用のハードウェアで提供されていたネットワーク機能をソフトウェアとして仮想化・実行する技術
(※2)5Gネットワークスライシング:1つの5G回線を複数の専用レーンに分けて、それぞれに最適な通信サービスを同時に提供する技術

優秀なフリーランスネットワークエンジニアを探す方法

優秀なフリーランスのネットワークエンジニアとの出会いは、企業のIT基盤強化における重要な第一歩となります。ここでは、優秀なフリーランスのネットワークエンジニアを見つける方法を解説します。

フリーランスエージェントに相談する

フリーランスエージェントの活用は、技術力と信頼性を兼ね備えた人材を効率的に見つける確実な方法です。エージェントが事前にスクリーニングを行っているため、一定の技術レベルと実績を持つエンジニアのみが登録されており、採用リスクを大幅に軽減できます。

契約書作成や条件交渉などの煩雑な手続きもサポートしてもらえるため、経営者は本業に集中しながら優秀な人材を確保できるのも特徴。

ただし、契約報酬の3割程度が利用料としてかかります。また、エージェントと一口に言っても得意なジャンルや人材が異なるため、ネットワークに強いエージェントを選ぶことでより精度の高い人材マッチングを期待できるでしょう。

たとえば、インフラエンジニアに特化したエージェント「クロスネットワーク」は、ネットワークエンジニアの業務内容や必要スキルを深く理解しています。より的確な人材提案をサポートできるので、採用にかかる手間を削減したい企業にもおすすめです。

関連記事:インフラエンジニア採用にエージェントを活用するメリットと選び方を解説

リファラルを活用する

信頼できる取引先やビジネスパートナーからの紹介による人材獲得は、成功率が高い採用方法の一つと言えます。既に信頼関係がある企業や個人からの推薦は、技術力だけでなく人柄や仕事への姿勢も保証されているため、ミスマッチのリスクを最小限に抑えることができるからです。

業界内のネットワークを積極的に活用し、経営者仲間や取引先のIT部門責任者に優秀なフリーランスの紹介を依頼しましょう。非公開の優良人材にアクセスできる可能性もあります。

オンラインコミュニティを活用する

オンラインコミュニティは優秀なエンジニアの技術力を直接確認できる場所であり、積極的に活用すべきチャネルです。GitHubでは実際のコード品質や開発への貢献度を確認でき、Qiitaなどの技術ブログでは問題解決能力や技術への理解度を把握することができます。

技術者向けのSNSやフォーラムでは、日々の技術的な議論や情報発信を通じて、エンジニアの専門性や人柄を事前に知ることが可能。LinkedInやWantedlyなどのビジネスSNSでは、職歴や実績、推薦コメントなどから総合的な評価を行い、直接メッセージでアプローチすることもできます。

オフライン交流に注力する

デジタル時代だからこそ、対面での交流から生まれる信頼関係の価値は以前にも増して高まっています。

たとえば技術カンファレンスや勉強会では、プレゼンテーションや質疑応答を通じて、エンジニアの技術力とコミュニケーション能力を同時に評価できます。また、業界団体や商工会議所のビジネスマッチングイベントでは、他の経営者からの推薦や評判を直接聞くことができ、信頼性の高い人材選定が可能です。

このように、長期的な関係構築を前提とした継続的な交流により人材プールを形成できます。

フリーランスで外注する方法に加えて、インフラエンジニアを正社員で採用する企業もあります。メリット・デメリットや費用感は両者で異なるため、採用に携わる方は違いを知っておきましょう。

以下の資料では、インフラエンジニアの採用と外注について、メリット・デメリットなどを解説しています。インフラエンジニアを求めている企業担当者は、ぜひダウンロードしてみてください。


インフラエンジニア 外注と採用比較表

本資料では、インフラエンジニア不足を解消する手法として「外注」と「採用」を比較・解説。それぞれのメリット・デメリット、費用感を分かりやすくお伝えします。

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フリーランスのネットワークエンジニアと契約する流れ

優秀なフリーランスを見つけた後は、スムーズな契約締結が企業とエンジニアの良好な関係構築の基盤となります。契約プロセスを適切に進めることで、双方が安心してプロジェクトに取り組める環境を整えることができるでしょう。

フリーランス人材と契約するまでの流れは以下のとおりです。

  • 募集・候補者選定

  • 書類選考・ポートフォリオ確認

  • 面接・技術選考

  • 業務内容・条件のすり合わせ

  • 契約書の作成・内容確認・修正

  • 契約締結

募集・候補者選定

魅力的な案件内容と明確な条件提示が、優秀な人材を引き寄せる最も重要な要素です。募集要項では、具体的なプロジェクト内容、必要な技術スキル(例:Cisco機器の設定経験、AWS環境での構築経験など)、期待する成果を明確に記載しましょう。

報酬レンジや稼働時間の柔軟性、リモートワークの可否など、フリーランスが重視する条件を前面に出すことで、応募者の質と量が大幅に向上します。初期スクリーニングでは、必須スキルと歓迎スキルを明確に分け、効率的に候補者を絞り込むための評価基準を事前に設定しておくことが大切です。

関連記事:インフラエンジニアの募集要項を作成するには?求職者に刺さる書き方と例文を紹介

書類選考・ポートフォリオ確認

書類選考では単なる経験年数ではなく、具体的なプロジェクト規模(例:1000台規模のネットワーク構築)や使用技術の詳細を重点的に確認しましょう。

また、ポートフォリオや過去の成果物も見ることで、設計書のクオリティ、トラブルシューティングの記録、改善提案の内容など実践的な問題解決能力を評価できます。プロジェクト経験の評価では、類似業界での実績や自社と同規模の企業での経験を重視しましょう。

書類選考の効率化するために必須項目のチェックリストを作成し、一定の基準を満たさない応募者は早期に選考から外すことで、面接にかける時間を最適化できます。

関連記事:【企業向け】インフラエンジニア採用にポートフォリオは必要?見るべきポイントも紹介

面接・技術選考

面接では技術力だけでなく、プロジェクト推進力とコミュニケーション能力の評価が成功の鍵となります。技術面接では、実際のトラブル事例を提示して解決方法を聞くことで、知識の深さと実践的な対応力を同時に評価することができます。

実技テストとして、簡単なネットワーク構成図の作成や、設定ミスの発見課題を出すことで、実務レベルでのスキルを客観的に判断できるでしょう。コミュニケーション能力の評価では、技術的な内容を非技術者にもわかりやすく説明できるか、報告・連絡・相談のタイミングが適切かを確認します。

また、企業文化とのフィット感は長期的な関係構築に重要です。働き方の価値観や、チームワークへの考え方なども面接で確認しておきましょう。

関連記事:ネットワークエンジニアに必要なスキルとは?勉強方法やおすすめの資格も紹介

業務内容・条件のすり合わせ

この段階での丁寧なすり合わせが、プロジェクトの成功を決定づけると言えます。プロジェクトの詳細内容では、最終的な成果物、マイルストーン、品質基準を具体的に定義し、双方の認識のズレを防ぐことが重要です。

稼働条件では、週何日・1日何時間の稼働か、常駐とリモートの割合、定例会議の頻度など、具体的な働き方を明確にします。報酬については、月額固定か時間単価か、交通費や機器購入費の扱い、支払いサイクル(月末締め翌月末払いなど)を詳細に取り決めましょう。

プロジェクト期間は、開始日と終了予定日だけでなく、延長の可能性や早期終了の条件についても事前に合意しておくことで、後々のトラブルを回避できます。

契約書の作成・内容確認・修正

契約書の作成は専門家の助言を得ながら進めることで、将来的なリスクを大幅に軽減できます。業務委託契約書には、業務内容、納期、成果物の定義、検収条件、報酬額と支払条件など、基本的な項目を漏れなく記載することが必須です。

著作権や知的財産権については、成果物の帰属を明確にし、フリーランスが過去の経験から得た汎用的な知識との区別を明文化しましょう。秘密保持義務では、保護すべき情報の範囲、守秘義務の期間、情報漏洩時の損害賠償額を具体的に定め、セキュリティ要件も詳細に規定することが大切です。

また契約解除の条件では、どのような場合に契約を解除できるか、解除時の費用負担、引き継ぎ義務などを明確にし、円満な終了を可能にする条項を含めましょう。

なお、多くのエージェントでは、標準的な業務委託契約書のテンプレート提供、契約条件の交渉代行、法的リスクのチェック、契約書の作成支援といったサービスを提供しています。とくに法的知識が必要な著作権条項や損害賠償条項については、エージェントを活用することで見落としがちなリスクを回避できます。

契約締結

契約締結後の初動が、プロジェクト全体の雰囲気と成功を左右する重要な局面となります。契約書への署名・捺印は、可能な限り対面で行い、最終的な意思確認と今後の協力関係への期待を直接伝えることが望ましいでしょう。

契約開始前には、NDA(秘密保持契約書)への署名、必要に応じて身分証明書のコピー、振込先口座情報などの書類を準備してもらいます。プロジェクト環境の準備では、VPNアクセス権限の設定、必要なツールやソフトウェアのライセンス付与、社内システムへのアクセス権限設定を速やかに行うことが大切です。

キックオフミーティングでは、関係者全員を集めて顔合わせを行い、改めてプロジェクトの目的と各自の役割を確認します。円滑なコミュニケーションの基盤を作ることで、プロジェクトの成功確率を高めることができるでしょう。

フリーランスのネットワークエンジニアを活用するときの注意点

ここではフリーランスのネットワークエンジニアを活用するときの注意点を解説します。

  • 秘密保持契約(NDA)を結ぶ

  • セキュリティ対策を徹底する

  • 業務進行の管理方法とコミュニケーション体制を固める

秘密保持契約(NDA)を結ぶ

フリーランスとの契約において、NDAの締結は必須事項です。社内のネットワーク構成やセキュリティ設定、顧客情報などの機密情報にアクセスする可能性があるため、法的な守秘義務を明文化しなければいけません。

NDAに盛り込むべき重要な条項として、保護対象となる情報の具体的な定義、情報の使用目的の制限、第三者への開示禁止、契約期間と守秘義務の継続期間があります。これらを明確に記載することで、双方の認識のズレを防ぐことができます。

契約終了後の対応も重要なポイントです。取得した情報の返却義務と破棄証明書の提出を求めることで、継続的な情報保護を確保できます。

セキュリティ対策を徹底する

フリーランスのセキュリティ管理不備による情報漏洩事故は年々増加傾向にあり、企業側での厳格な対策が不可欠です。

具体的には、社内ネットワークへのアクセスはVPN経由に限定し、接続元IPアドレスの制限を設けます。またアクセスログの常時監視により、不正アクセスの早期発見が可能となります。

定期的なセキュリティ監査も欠かせない要素です。3か月に1回程度の頻度で脆弱性診断を実施し、発見された問題は24時間以内に対処する体制を整えることが重要です。

関連記事:ITインフラにおけるセキュリティとは?重要性と企業の被害事例・対策も解説

業務進行の管理方法とコミュニケーション体制を固める

フリーランスとの業務を円滑に進めるには、週次の進捗確認と日次のコミュニケーションが重要です。これらを適切に実施することで、納期遅延や品質問題を未然に防ぐことができます。

プロジェクト管理ツールを活用して、タスクの進捗状況、課題事項、次週の予定を可視化しましょう。経営者自身がリアルタイムで状況を把握できる環境を構築することで、迅速な意思決定が可能となります。

定例ミーティングでは効率的な情報共有を心がけましょう。緊急時の連絡手段として、チャットツールやメールでの即時対応ルールを明確に定めておくことも大切です。

成果物の品質管理では、中間成果物のレビューポイントを事前に設定します。最終納品前には必ず動作確認と仕様適合性のチェックを実施し、品質を担保しましょう。

フリーランスのネットワークエンジニアをお探しならクロスネットワークにご相談ください

本記事では、フリーランスのネットワークエンジニアを活用するメリットと年収相場、採用の流れ、注意点などについて解説しました。

フリーランスのネットワークエンジニアは、多様な企業での経験を有しているため即戦力として活躍してくれる可能性が高いです。また、契約内容に応じて報酬を調整できるうえに社会保険や福利厚生費用などのコストもかかりません。このように即戦力性とコスト面から、フリーランスのネットワークエンジニアを活用する企業は、今後も増えていくでしょう。

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喜多村道秋
記事を書いた人
喜多村道秋

新卒で大手インフラ企業に入社。約12年間、工場の設備保守や運用計画の策定に従事。 ライター業ではインフラ構築やセキュリティ、Webシステムなどのジャンルを作成。「圧倒的な初心者目線」を信条に執筆しています。

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