キッティングの費用相場|コスト削減のコツや業者の選定ポイントも解説

キッティングの費用相場|コスト削減のコツや業者の選定ポイントも解説

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新入社員の受け入れやPCの入れ替え時期になると、大量のキッティング作業に追われて本来のコア業務に集中できない悩みはありませんか?

外部委託を検討するにしても、キッティングの費用相場がわからない状況では見積もりの適正価格を判断できません。

本記事は、キッティング作業にかかる費用相場をデバイス別に解説します。

キッティング作業の勘定科目や費用を安く抑えるためのポイントも、ぜひ参考にしてみてください。

キッティングの費用相場【デバイス別】

PCのキッティング費用相場は、1台あたり4,000円〜です。 

ただし、これは基本的な設定のみを依頼した場合の目安であり、作業内容やオプションの有無によって変動します。

PCのキッティング費用

主なキッティング代行企業費用例
テクバン株式会社
  • 4,000円/台(マスターありプラン)
  • 別途お見積り(マスター無しプラン)
株式会社セイノー情報サービス
  • ノートPC:2,900円~/台(1000台目安)
株式会社シーイーシーカスタマサービス
  • 5,500円~/台(クローニング・キッティング)
  • 176,000円(マスターPC作成)

多くの代行会社では料金を一律に公開していないため、正確な費用を知るには見積もりが不可欠です。

まずは「どのデバイスを」「どこまで設定してほしいか」を明確にしておくと、スムーズに適正価格を把握できます。

スマホ・タブレットのキッティング費用

主なキッティング代行企業費用例
セイノー情報サービス
  • iPhoneスマホ:1,550円~/台(11000台目安)
  • iPadタブレット:2,900円~/台(1000台目安)

スマホやタブレットのキッティング費用相場は、1台あたり2,000〜3,000円です。

PCと比較すると、1台あたりの単価がリーズナブルな傾向にあります。

PCと同様に多くの代行会社では料金を公開しておらず、依頼内容に応じた個別見積もりで費用を決めるのが一般的です。

また、代行会社によっては、数百〜数千台といったまとまった台数での依頼が前提となる場合もあります。

少数の依頼を検討している場合は、事前に条件を確認しておきましょう。

以下のように、作業内容が多岐にわたるほど費用は高くなりやすい傾向にあります。

正確な費用を把握するためには、使用する端末や運用方針を固めたうえで見積もりを依頼しましょう。

  • MDM(モバイルデバイス管理)の設定
  • SIMカードの挿入やアクティベーション
  • 特定の業務アプリのインストール
  • 機種やOSのバージョンによる対応の違い

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キッティング費用の勘定科目は?

ケース一般的な例
1.PCを新規購入した場合
(本体価格+キッティング費用が10万円未満)
「消耗品費」として計上
2.PCを新規購入した場合
(本体価格+キッティング費用が10万円以上)
「備品(固定資産)」として計上
3.既存PCのキッティングを依頼した場合「外注費」や「支払手数料」として計上

上表のように、キッティング費用の勘定科目は状況によって異なります。

PCを新規購入した場合は、キッティング費用を本体価格に含めて資産計上するのが一般的です。

本体価格とキッティング費用の合計額が「10万円以上」の場合は、備品(固定資産)として資産計上できます。

既存PCのキッティングを依頼した場合は、外注費や支払手数料として経費処理するケースがほとんどです。

ただし、企業の経理規定や税理士・会計士の判断によって処理が異なるため、まずは自社の経理部門に確認しておきましょう。

キッティング費用を安く抑えるためのポイント

キッティング費用を安く抑えるポイントは、以下のとおりです。

  • 相見積もりで費用を比較する
  • 複数台のキッティングをまとめて依頼する
  • 依頼する作業範囲を明確化する

単純に安い業者を選ぶのではなく、自社の状況にあわせて依頼方法を検討するのも費用対効果を高めるうえで重要です。

相見積もりで費用を比較する

複数の代行業者から取得した見積もりの比較検討は、キッティング費用を抑えるための基本的な方法です。

ほとんどの業者はWebサイトに詳細な料金を公開していないため、依頼内容に応じて個別に見積もりを提示する形式をとっています。

そのため、1社だけの見積もりで判断すると、費用が適正価格かどうかを適切に把握できません。

最低でも2〜3社から見積もりを取り、料金とサービス内容を比較しておきましょう。

見積もりを比較するときは、単純な金額の安さだけで判断しない意識も必要です。

1台あたりの単価が安くても、追加費用がかかるオプション対応によって総額が高くなるケースも少なくありません。

作業範囲やサポート体制も含め、依頼したい業務に対する費用対効果を見極めましょう。

複数台のキッティングをまとめて依頼する

まとめて複数台のキッティング作業を依頼するのも、費用を抑えるうえで効果的な手段です。

多くの代行業者では、依頼台数が多くなるほど1台あたりの単価が安くなるボリュームディスカウントが適用される傾向にあります。

たとえば、10台程度のキッティングを依頼する場合の単価が5,000円でも、100台まとめて依頼すれば4,000円に下がるといった料金設定も少なくありません。

上記の仕組みをうまく活用するためには、計画的な発注が求められます。

新入社員の入社時期や全社的にPCをリプレイスする時期など、複数部署の依頼をとりまとめて一括発注するのがおすすめです。

依頼する作業範囲を明確化する

キッティングの外注費用を最小限に抑えるためには、依頼する作業範囲を事前に明確化しておくことも大事です。

代行業者によっては、作業内容に応じて細かく料金プランを分けているケースもあります。

以下の観点でキッティング作業を切り分けると、無駄なオプション費用の支払いを防げます。

  • 自社では対応できない作業(外注すべき作業)
  • 自社で対応できる作業(内製化すべき作業)

たとえば、株式会社バルテックフィールドサービスのキッティングサービスでは、ソフトウェアのインストール本数やプリンタ・ネットワーク設定の有無で料金プランが分かれています。

プリンタやネットワークの設定を自社で対応できるのであれば、プランから外すことで費用の削減が可能です。

自社で対応できるかどうかの判断によって、費用対効果の高いキッティング作業を依頼できます。

自社にあったキッティング業者の選定ポイント

業者によって、提供するサービス内容や強みは異なります。

自社にマッチするキッティング業者を選ぶためには、単純な費用の安さだけでなく品質やセキュリティといった観点も重視すべきです。

以下3つのポイントに注目しながら、信頼して業務を任せられるキッティング業者を判断してみましょう。

依頼できる作業範囲と対応台数で選ぶ

まずは依頼できる作業範囲が自社のニーズにあっているかどうかを確認しましょう。

業者ごとに対応できる作業が異なるため、以下のような観点でチェックしておくのが効果的です。

  • マスターイメージの作成に対応できるか
  • スマホやタブレットのキッティングに対応しているか
  • ネットワークの設定まで対応できるか
  • 自社に訪問して対応してもらえるか

とくに社内ネットワークへの接続設定や自社へ訪問してもらうオンサイト対応を希望する場合は、対応可否だけでなく追加費用の有無も確認しておくと安心です。

また、100台以上の大規模なキッティングを計画している場合は、業者が対応できる台数の上限や納期を確認しておきましょう。

大規模なキッティング対応の実績が豊富な大手企業に依頼するのも効果的な判断です。

関連記事:キッティングサービスの大手企業5選|依頼先の選び方や注意点も解説

セキュリティ対策の有無で選ぶ

キッティング作業では、企業の機密情報や個人情報を取り扱うケースもあるため、業者のセキュリティ対策に対する取り組みが重要な判断基準です。

設定作業中の情報漏洩を防ぐためにも、以下の観点を確認しておきましょう。

  • 第三者認証の取得状況(プライバシーマークやISMSなど)
  • 作業場所のセキュリティ管理体制(監視カメラ、入退室管理など)
  • NDA(秘密保持契約)の締結が可能かどうか

また、キッティング作業では、PCの廃棄やレンタル端末の返却が発生するケースもあります。

上記の観点に加えて、データ消去や情報漏洩防止の運用ルールが整備されているかどうかも確認しておくと安心です。

訪問対応の可否や対応地域で選ぶ

自社でのキッティング作業を求める場合は、業者が訪問対応に対応できるかどうかを確認しましょう。

以下の観点は、事前にチェックしておくべきです。

  • 訪問可能なエリア
  • 出張費用の有無

業者によっては、訪問可能なエリアが首都圏や関西圏などに限定されている場合もあります。

訪問にかかる出張費用が別途請求されるかどうかも、見積もりの段階で明確にしておくと安心です。

端末を業者に発送してキッティングを依頼する場合は、配送費用や作業にかかる期間(リードタイム)を確認しておきましょう。

自社の近くに拠点がある業者であれば、配送コストや対応期間を削減できる可能性もあります。

内製化を目指すならフリーランスの活用も効果的

新入社員の入社時期や業務端末のリプレイス時期など、キッティング作業は定期的な対応が必要です。

代行業者の活用は便利ですが、依頼するたびに費用が積み重なってしまいます。

将来的な内製化を見据えて、社内にキッティング作業のノウハウを残す仕組みを整えておくのが理想です。

柔軟な契約条件で依頼しやすいフリーランスを活用すれば、キッティング作業に取り組みながらノウハウの共有やドキュメント化も期待できます。

小規模な対応も柔軟に依頼しやすい

キッティングの代行業者では、依頼できる台数の下限を設定しているケースも少なくありません。

100台以上の大規模な依頼を専門としており、10台以下の小規模な依頼は受け付けていない、あるいは割高な費用になるケースもあります。

中途入社や部署異動に伴う突発的なキッティング作業には、代行業者が適さない場合もあるはずです。

そのような小規模なキッティング作業には、柔軟に対応できるフリーランスを活用するのが効果的です。

フリーランスであれば、1台単位の小規模な依頼にも柔軟に対応可能です。

必要なタイミングに必要な期間だけリソースを確保できるため、コストを必要最小限に抑えられるのも魅力です。

スキルや条件に合う人材をスムーズに見つけるなら、フリーランス専門のエージェントサービスの活用がおすすめです。

エージェントサービスを活用すれば、自社が求めるスキル・条件にマッチする人材を迅速に紹介してもらえます。


キッティング作業のノウハウを社内に蓄積しやすい

キッティング作業を代行業者に一括で依頼すると、作業工程がブラックボックス化しやすいという懸念点があります。

作業が完了した状態で納品されるため、設定手順やトラブル発生時の対処などの知見を得る機会がありません。

そのため、社内にノウハウが蓄積されにくいデメリットを考慮すべきです。

フリーランスなら社内担当者と連携して作業を進められるため、プロの技術や効率的な手順を間近で学ぶ機会になります。

さらに、今後の内製化を見据えて、成果物として「作業手順書」の作成も依頼可能です。

フリーランスの契約期間中にキッティング手順をマニュアル化してもらえば、契約終了後も手順書を社内の資産として活用できます。

自社で対応可能な作業を切り分けやすい

キッティング作業の全工程を外部委託する必要はありません。

フリーランスを活用すれば、代行業者のパッケージプランとは異なり、専門知識が必要な作業だけをスポットで依頼できます。

たとえば、以下のように専門性の高い作業工程をフリーランスに依頼するのも効果的です。

  • マスターイメージの作成
  • バッチ・スクリプトの作成
  • ネットワークの接続設定

自社で対応できる作業と専門家に依頼すべき作業を切り分けることで、外部への委託費用を最小限に抑えられます。

部分的な依頼から始め、プロの知見を取り入れながら徐々に内製化の比率を高めていくとスムーズです。

キッティング費用を重視するならクロスネットワークにご相談を

キッティング作業の費用相場は、デバイスの種類や作業内容によって幅があります。

サービス料金を公開していない業者も多いため、まずは複数の依頼先候補から見積もりを取るのが効果的です。

定例的に実施するキッティング作業を業者に一任してしまうと、依頼費用が積み重なってしまう懸念点があります。

将来的な内製化を見据えながら、社内にキッティング作業のノウハウを蓄積する仕組みづくりを整えていきましょう。

特にに柔軟な契約条件で依頼しやすいフリーランスを活用すれば、まずは専門的な業務を任せながら、徐々にノウハウの共有やドキュメント化を進められます。

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伊藤拓也
記事を書いた人
伊藤拓也

元エンジニアのWebライター。自動車部品工場のインフラエンジニアとして、サーバー・ネットワークの企画設計から運用・保守まで経験。自分が構築したインフラで数千人規模の工場が稼働している達成感とプレッシャーは今でも忘れられない。

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